ふじむら歯科医院の日々
by fuji-dent
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開業38年目に入りました
快晴の日。朝には松山英樹のマスターズ制覇のニュース。
この爽やかな日に、当院も開業から38年目のシーズンに入りました。
開業の時には日々のことで精一杯で、38年後の自分がどうなっているかなど、考えることもありませんでしたが、
お昼に業者さんが来たので記念にと写真を撮ってもらいました。
お陰様で健康面では不安もなく暮らすことができています。
40年の臨床歴、また37年という開業歴は多くの経験値を与えてくれましたが、歯科の世界も日進月歩、また患者さんのニーズも変化してきています。
経験値だけで楽ができるほど、歯科臨床は甘くありません。
コロナ禍、また年齢的なこともあって、若い頃のように猛烈に研修を重ねるということもできませんが
今までと変わらず「自分、あるいは家族にしたい治療」を患者さんに提案する、ということをモットーに頑張って行きます。
もうしばしお付き合いをお願いできたら幸いです。
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by fuji-dent
| 2021-04-12 13:03
| 歯科医院のこと
コロナ対策設備
コロナ禍の中、つい更新が滞っていました。申し訳ありません。
コロナ対策として、患者さんの感染機会減少のためにいくつかの設備を導入しました。
1つ目は診療室天井に埋め込み設置の空気清浄機です。HEPAフィルターを装備しており、ウィルスの捕捉、臭いの減少に役立ちます。花粉症のシーズンなどにも有効です。2つ目は口腔外バキュームです。音がうるさいので導入をためらっていましたが、エアロゾル対策のため有効と判断し導入しました。当院はスペース不足なので、カート式とし、各診療台間を移動します。
日本経済新聞の元記事 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65045360V11C20A0LKA000
3つ目が、この頃NHKなどで紹介され話題となっている、光触媒フィルター利用のカルテック社の空気清浄機です。待合室に設置しています。日本経済新聞の記事で、「日本大学や理化学研究所と共同で実験したところ20分で新型コロナウィルスを99.8%以上不活性化した」というのを読み、導入を決めました。
4つ目は診療機器の数の補充です。歯の切削や義歯の調整などに使うこれらの機器は、1本10数万円もしますが、患者さんごとにオートクレーブで滅菌のために熱をかけますので、消耗が激しいのです。友人のアドバイスで中国製のリーズナブルな機器を6個購入しました。耐久性など興味がありますが、ドイツ製のオリジナルなものはとても高価ですので、使ってみる価値はあると感じました。
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by fuji-dent
| 2020-11-30 14:00
| 院内設備
いだてん最終回
昨夜、いだてん最終回を見ました。大河とすれば低視聴率だったかもしれませんが、勘九郎ファンの我が家とすれば、満足満足。最後のシーンは金栗のストックホルムゴールシーンだろうという予想も当たりました。実は8日日曜はオトキュウ二回目の東京日帰りを利用して、国立映画アーカイブのオリンピック記録映画特集、ローマ大会編を見てきました。東京大会では2時間15分の最高記録で走りながら、哲学者みたいだったアベベですが、ローマ大会では満面の笑み、彼の笑った顔を初めて見ました。東京オリンピック後、色の黒い奴のあだ名は突然アベベになりましたっけ(笑)。
リーフェンシュタールのベルリン大会、市川崑の東京大会も勿論見たかったのですが、日程が合わず断念。東京の人は羨ましい。 #
by fuji-dent
| 2019-12-17 09:34
| 趣味
ラグビーWカップを終えて
ブログとなるとつい構えてしまうのでしょうか、ずいぶん投稿が空きました。地区の歯科医師会雑誌の原稿で書く機会があったので、それをもとに一部手直しして掲載します。
ラグビー雑感
今回のラグビーワールドカップはとても楽しい時間でした。高校の時には、地元の盛岡工業が花園で全国制覇するのをTV観戦して感動しました。スクラムなど、それっとばかりに盛工が押すと相手はたまらず後退。痛快でした。高校では当時冬期には、受験直前の3年生まで参加する全校上げてのクラスマッチのラグビー祭なるイベントがありました(現在は中止)。当然その準備もあり冬季の体育の授業はラグビーが中心でした。当時のアルバムの中に3葉の写真を見つけました。
ラグビーは私がやってきたサッカーが原点ですが、ノーサイドの言葉に代表されるようにマナーがよろしい。観戦していても気持ちが良かったです。それからout of play時や交代時などに時間が止まり、それが表示されるのもいいですね。あの仕組みだとサッカーの、演技賞ものの痛がり様とか、交代時の牛歩戦術なども改善されるのに・・・などと思いました。
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by fuji-dent
| 2019-11-09 12:45
| 趣味
2019 臨床歯科を語る会
札幌、そしてGC学術講演会に続いて、先週金曜午後からまたお出かけで、3週続きの出張となりました。行き先は北府中、おなじみのクロスウェーブ府中に19時過ぎに到着しました。
もう30数回目の参加で、この日から歯科の勉強漬けの3日間となります。今年は2年ぶりに分科会での発表もありますが、発表は雑誌購読もやめちゃったし、スタディグループに入っていない僕としては、時代の趨勢に遅れていないかいつも心配です。
僕の発表は、開業の年に出会った、すれ違い咬合と呼ばれる難症例の34年の経過報告でした。この症例は今から31年前、1988年にK曜会で、また、23年前の1996年に臨床歯科を語る会でも続きを発表していたものですが、プレゼン終了後、滅多なことでは発言してくれない、臨床歴60年、おそらく何千、何万も人のケースを見て来られたK先生が、31年前の私の発表時のことを取り上げ、「我々の会のすれ違いへの対応の初期のものとして印象的な症例で・・・」と、参加者に症例の解説とコメントをして下さったのには、その記憶力に驚くと共に、望外の喜びでした。
K先生との出会いには不思議な偶然が重なりましたが、開業直前、盛岡に4回シリーズで講演に来られた先生とお会いしたことが僕の歯科医人生を変えました。(実は)尊敬の限りです。(ナイショ)
私の隣の平塚H野先生と釧路K澤先生とは、札幌の臨床歯周病学会に続き2週間ぶり。富山のM野先生とは先週もお会いしたので3週連続、
しかも今年の1月には、3日間寝食共にしたので、今年の上半期は濃いお付き合いになりました。
彼らのような優れた歯科医たちに、
「ケース見せてよ」
と、言われるような臨床歯科医でありたいものです。
来年は40回となる「臨床歯科を語る会」
例年通り必ず参加するので、K先生には、ますますご健康でいらっしゃいますように。
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by fuji-dent
| 2019-07-08 18:31
| 学術研修