
ふじむら歯科医院の日々
by fuji-dent
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インプラント支援ツール
当院の初めてのインプラントのケースは1992年でした。これが最初の患者さんのケースです。

右上の7は遠心にアップライトして753支台のブリッジ。経過16年。
右下のインプラントは92年埋入。当時所属していたスタディグループの先輩で、宇都宮市ご開業の椎貝達夫(現 銀座ティーズデンタルオフィス院長、東京歯科大学臨床教授)先生に来ていただいてお手伝いいただいたものです。ITI植立、同じく経過16年。
左上は2001年に私が埋入したケースでスクリューベント。経過7年半。
インプラント治療を始めた当初はデンタルX線写真とパノラマ、それから顎堤の触診で埋入手術のための診査をしており、それがその頃の主流でした。
1999年、パリでご開業のKayatt先生のオフィスで行われたインプラテックス主催のインプラント研修に参加し、手術室のシャーカステンに並べられたCT画像を見てから、三次元で診断するということは何と安心できるのだろうと驚きました。
研修後、何とかCTを利用したいと考えていましたが、当時は確か大学の歯学部にもまだCTがなかった頃でした。幸い市内のある病院のおかげで、医科用のCTを使わせていただけることになりました。99年のことです。
CTからは顎の骨を何十枚にもスライスした画像が得られます。その後9年ほど、この何十枚ものスライスされたCT画像を追っかけながら、患者さんの骨の三次元像をイメージして計画を立てることができ、大変に役立っていました。ただ、歯科で利用する上での若干の欠点もありました。
それは第一にフィルムのサイズが大きい、ということです。歯科では内科のお医者さんが使うような大きなシャーカステン(レントゲンを載せる台)がありません。特に2000年に肴町に移転してからは診療室のスペースにも限りがあるので、フィルムを半分に切って読影していました。
第二に、撮影データをスライスしてもらうときは、レントゲン技師さんにコンピュータの操作をしてもらうわけですが、仕事の合間にお手をかなり煩わせてしまうので、いつも出来るだけ短時間でお願いするようにしていました。そのため、あとで、もう少しこういう方向にお願いすれば良かった、などと後悔することもありました。
歯科用の診断ソフトも何社かから発売されていましたが、いかんせん高価だったり、発注に時間がかかったりで導入するには至りませんでした。むろん自分で○千万円もするCTそのものを購入できるほどのゆとりはありません。
そんな中、私が主に使っているMacintoshの環境で利用できるOsirixというFreeソフトがあるという、夢のような話を聞きました。さっそく岩手医科大学の歯科放射線科、小豆島教授のセミナーに出席し、すぐに導入しました。
これは私にとって革命でした。今までレントゲン技師さんにお願いしていた作業が全て自分で出来るほか、いろいろなシミュレーションを行うことが出来ます。

大変便利になったのは良いのですが、分かれば分かるだけ、より難易度の高いレベルにも挑戦していくわけなので、自分のハードルは上がり、難しさと術前の緊張感は以前とあまり変わりません(笑)。
17年の経験はありますが、インプラントが骨とくっつかず、やり直させていただいた患者さんもおります。そういうときはおそらく患者さん以上に気分が落ち込んでいます。成功率を100パーセントにすることは不可能ではありますが、死力を尽くして勉強し、成功率を上げていきたいと思っています。

右上の7は遠心にアップライトして753支台のブリッジ。経過16年。
右下のインプラントは92年埋入。当時所属していたスタディグループの先輩で、宇都宮市ご開業の椎貝達夫(現 銀座ティーズデンタルオフィス院長、東京歯科大学臨床教授)先生に来ていただいてお手伝いいただいたものです。ITI植立、同じく経過16年。
左上は2001年に私が埋入したケースでスクリューベント。経過7年半。
インプラント治療を始めた当初はデンタルX線写真とパノラマ、それから顎堤の触診で埋入手術のための診査をしており、それがその頃の主流でした。
1999年、パリでご開業のKayatt先生のオフィスで行われたインプラテックス主催のインプラント研修に参加し、手術室のシャーカステンに並べられたCT画像を見てから、三次元で診断するということは何と安心できるのだろうと驚きました。
研修後、何とかCTを利用したいと考えていましたが、当時は確か大学の歯学部にもまだCTがなかった頃でした。幸い市内のある病院のおかげで、医科用のCTを使わせていただけることになりました。99年のことです。
CTからは顎の骨を何十枚にもスライスした画像が得られます。その後9年ほど、この何十枚ものスライスされたCT画像を追っかけながら、患者さんの骨の三次元像をイメージして計画を立てることができ、大変に役立っていました。ただ、歯科で利用する上での若干の欠点もありました。
それは第一にフィルムのサイズが大きい、ということです。歯科では内科のお医者さんが使うような大きなシャーカステン(レントゲンを載せる台)がありません。特に2000年に肴町に移転してからは診療室のスペースにも限りがあるので、フィルムを半分に切って読影していました。
第二に、撮影データをスライスしてもらうときは、レントゲン技師さんにコンピュータの操作をしてもらうわけですが、仕事の合間にお手をかなり煩わせてしまうので、いつも出来るだけ短時間でお願いするようにしていました。そのため、あとで、もう少しこういう方向にお願いすれば良かった、などと後悔することもありました。
歯科用の診断ソフトも何社かから発売されていましたが、いかんせん高価だったり、発注に時間がかかったりで導入するには至りませんでした。むろん自分で○千万円もするCTそのものを購入できるほどのゆとりはありません。
そんな中、私が主に使っているMacintoshの環境で利用できるOsirixというFreeソフトがあるという、夢のような話を聞きました。さっそく岩手医科大学の歯科放射線科、小豆島教授のセミナーに出席し、すぐに導入しました。
これは私にとって革命でした。今までレントゲン技師さんにお願いしていた作業が全て自分で出来るほか、いろいろなシミュレーションを行うことが出来ます。

大変便利になったのは良いのですが、分かれば分かるだけ、より難易度の高いレベルにも挑戦していくわけなので、自分のハードルは上がり、難しさと術前の緊張感は以前とあまり変わりません(笑)。
17年の経験はありますが、インプラントが骨とくっつかず、やり直させていただいた患者さんもおります。そういうときはおそらく患者さん以上に気分が落ち込んでいます。成功率を100パーセントにすることは不可能ではありますが、死力を尽くして勉強し、成功率を上げていきたいと思っています。
by fuji-dent
| 2009-02-10 19:26
