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ふじむら歯科医院の日々


by fuji-dent

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私のなでしこ評 1

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第1戦 ニュージーランド戦のスタメンである。
なでしこの特徴はパス回しと言うが、この試合のパス回しは危ないったら無かった。特に冷や冷やしたのが左バックの鮫島のバックパス。同じバックパスでも詰められる前に出せばいいのに、苦しくなってから出すもんだから向こうのFWに突っ込まれる。センターバックの熊谷も然り。バックだけでなく中盤もトップもみんなそうで、パスミスが目立っていた。安定していたのは澤と岩清水ぐらいのものであった。
 これが試合を重ねるに従って安定していく。熊谷もどんどんうまくなっていくし、鮫島も詰められる前に回すようになっていき、安心してみられるようになっていった。澤と岩清水だけは緒戦から安定していたが、これが準決勝で破綻し、先制されるのだから皮肉なものだ。
 気になったのが永里。先制点はさすがだったが、その後は前に前にと突っ込みすぎで、攻撃の起点になれない。イングランド戦では相手のミスから絶好機を迎えたが大きく外した。この時以外にもシュートが枠を捕らえていなかった。試合後のインタビューで、攻撃が繋がらなかったことを聞かれたら憮然とした態度で、「自分はちゃんとできていたと思います」と、答えたのには驚いた。「あの絶好機は?」とインタビュアーが言ってくれないかと思った。こりゃあだめだと思った。
 次のドイツ戦も永里は奮わない。通常は後半途中に交代することが多い丸山が永里に代わって後半の最初から入ってきた。
 これが実に効く。
 独特のリズムでボールをキープし、それまで跳ね返されるだけだった日本の攻撃が明らかに変わった。彼女は日体大の時から代表だったが、当時も攻撃のリズムを変えるために途中交代で入ってくる選手であった。解説者が(いつも川上直子だが)「彼女は独特のリズムでドリブルする選手なんです」と紹介するが、自分が見た限りではさほど役には立たなかったように思う。
 しかしこの日は違った。明らかに彼女が試合を変えたのである。そしてあの延長後半の見事なシュート!
 
私のなでしこ評 1_f0154626_17543023.jpg
 私が見た再興の香里奈がそこに居た。

 ドイツに勝つとは思わなかった。
by fuji-dent | 2011-07-16 17:59 | スポーツ