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ふじむら歯科医院の日々


by fuji-dent

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カテゴリ:歯科臨床ファイル( 9 )

FixtureとAbutment間のヘアーライン様透過像

FixtureとAbutment間のヘアーライン様透過像_f0154626_191857100.jpg

本日インプラントにセットした、アバットメントと上部構造(オールセラミック)のセット後のX線像です。セラミック製の上部構造はチッピングが多発するので、当初は金属咬合面をご提案し予定していましたが、歯冠色の仮歯を装着したところ、自然観がある方が良いというご希望でした。e-Maxの単体で使えば破折は格段に減るという技工所の話でしたので、色の調和は妥協していただきセラミックに変更になりました。
Zimmer社のTapered ScrewVent 4.7mm×10mm。X線を見るとFixtureと既製のAbutmentの間にヘアーライン用の透過像が見えて、Abutの締め付け不足?と驚いたが、メーカーに問い合わせると、これは完全にFixtureと平行にX線が当たった場合に得られる像で、全く正常な像だということであった。
 よく考えれば普段、等長法撮影の照射方向なので映らなかったのです。
 仮着セメントを使いましたが、近心に見える小さな不透過像はリムーバブルノブです。メタルボンドのメタルのノブに比べて格段に大きくなるので、いい手はないかと考えています。

 画像追加 7.28 
FixtureとAbutment間のヘアーライン様透過像_f0154626_1874241.jpg
左上 TEK(フィクスチャーマウント使用スクリューリテイン)、右上フィクスチャーの状態、左下アバット装着、右下上部構造仮着。シェードを合わせるためにポーセレンを築盛するとそこが強度不足になるということで、単体色。
by fuji-dent | 2012-07-27 19:12 | 歯科臨床ファイル

歯磨き指導チャート

 お約束していた患者さんがお見えにならず、携帯も留守電で連絡がつかず、時間が大きく空いてしまいました。続けてのアップです。
歯磨き指導チャート_f0154626_16424754.jpg

当院の衛生士が診療後、何か書いていたので見せてもらいました。患者さんにお渡しする歯磨き指導のチャートです。
「できるだけわかりやすいように」とは伝えていましたが、見てみますと期待以上に事細かく、しかもきれいな図入りで書いてくれて上出来です。少なくとも自分が歯科医院でこういうチャートをもらったらうれしく思います。
当院の患者さんが、治療後かなりの確率でメインテナンスに入っていただけるのも、彼女たちのおかげと感謝しています。
by fuji-dent | 2011-07-30 16:44 | 歯科臨床ファイル

休日診療当番

 24日は、盛岡歯科医師会の休日当番医でした。今までの当番日は1名のスタッフで十分事足りていたのですが、急患でいらっしゃった患者さんに「淋しい歯科医院だ」と思われるのも何なので、2名の衛生士と1名の助手、フル稼働でお待ちしておりました。
 朝9時から午後3時までで、6名の患者さんがお出でになり拝見しました。痛みがある患者さんが4名で、そのうち3名の方が現在歯科に通院中だということでした。
 他院の治療中の現況を拝見すると明らかに自分の診療室に来て下さる患者さんたちのお口の中とは異なります。今さらながら歯科の治療は全く歯科医によって違うものだということに気付かされた次第でした。
 逆に、どこの歯科にかかるかで患者さんのお口の中の運命は違ってくるということも言えます。当院にかかって良かったと思っていただけるように日々努力しているつもりですが、歯科医側の気持ちと患者さん側の価値観を一致させるのもまた難しいことではあります。

 
by fuji-dent | 2011-07-30 16:26 | 歯科臨床ファイル

山形での講演

 8/22、23は山形市で行われた「Implant Expo 2009」にお呼びいただいて講演をしてきました。
お盆後最初の土曜というのに、午前中で診療を終わらせていただきまして、新幹線、仙山線を乗り継いで山形に。
山形での講演_f0154626_1812327.jpg

久しぶりの仙山線はガラガラで、どうも仙台から山形まで通しで乗ったのはボクの車両ではボク一人。あとで聞いたら仙台山形間はほとんどの人がバスを利用するということでした。バスは10〜15分に1本あって時間は同じだが値段は安い。納得。

でも山寺を始めきれいな景色でこれはこれで楽しめました。

山形での講演_f0154626_1826956.jpg


1日目が終わったあとの懇親会では、ゲストで来ていた●ンテディオ山形の選手達に、「25年前はオレの方が君らより上手かった」(25年前と言うと、彼らは最年長でもその時5才ぐらいなのですよ)その他いろいろと説教をいたしましたが、T先生のご教育がよろしく、黙って聞いてくれるプロサッカー選手達でした(汗)。皆様、是非山形のファンになって下さい!ボクは今シーズンは既に2試合山形の試合を応援していたのですよ。

さて機嫌を良くして翌日。

会場の山形市遊学館までホテルから歩いていくと、左側に鐘が。
「千年和鐘」というらしい。その後旧山形県庁の前を過ぎて、会場の遊学館へ。
ここは県立図書館にもなっていました。

山形での講演_f0154626_18343186.jpg


久しぶりの大きな会場での発表でしたが、聞き手の方々が暖かく、何とか緊張せずやることが出来ました。やや早口になり途中で進みすぎているのに気づき焦りましたが。
山形での講演_f0154626_187308.jpg


昼食は近くのT先生宅でご馳走になりました。T先生や講師の先生方と一緒に。

山形での講演_f0154626_18382081.jpg


昼食後、高校野球の準決勝、花巻東の試合が気になったのですが、あいにくここは図書館なので、音が出るような設備はありません。周囲を歩き回ったのですがなかなか適当なところが見つからず、チョット反則技を使って観戦。‥・残念でしたな。

25年近いケースを二つ準備したので、数百枚の昔のスライドやX線写真をスキャンしたり、準備には物凄く時間がかかって、仕事が終わってから10時頃まで残る日が何日もありましたが、同業の先生にこういう形で呼んでいただくことは、歯科医師として、いや臨床家として大変光栄なことであります。
翌日、過分なお褒めのメールをいただきましたが、多少なりともお言葉通りお役に立ったのだとしたら、こんなにうれしいことはありません。
by fuji-dent | 2009-09-05 18:49 | 歯科臨床ファイル

講演依頼

 
講演依頼_f0154626_1873755.jpg8月22(土)、23(日)日に山形市で行われる第49回Implant Expoに講師の一人として呼んでいただきました。


先日プログラムが出来上がったということで送っていただきました。講演依頼_f0154626_1814304.jpg




元々インプラントを多くやっているわけでもないですし、他の講師の中には、よく誌上でお名前を見かける方もいらっしゃるし、若干戸惑い気味ではありますが、今までの欠損歯列への取り組みを70分間、お話ししてこようと思います。





写真を見るたび、痩せなければとガッカリします。
by fuji-dent | 2009-07-02 18:35 | 歯科臨床ファイル

臨床歯科を語る会

 開業した翌年の1985年から、7月の始めに東京で行われる開業医の合宿、「臨床歯科を語る会」に参加しています。この10年近く発表もせずお客さんになっていた上に、参加するきっかけになった火曜会からも退会しているものですから、話す相手も話題も無くなってきて、懇親会が辛い時間になってしまいました。
 これではイカンと今年は「「力」が強い症例にインプラントは有効か?」という分科会で症例を出すことにしました。初診から24年間に7本の歯根破折を起こした患者さんにインプラント補綴をした症例です。
 「ヨ〜シ、やったるぞ」と思っていたのですが、その後「発表は3ショットで」と聞かされ、描いていたプレゼンテーション進行は儚くもボツ。24年間の経過を3ショットでどう表現するかに悩んでいます。
1985年 患者59才と  2008年 患者82才の写真です。
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by fuji-dent | 2009-06-09 19:27 | 歯科臨床ファイル

歯型の採り方の工夫

歯のかぶせものは全てオーダーメイドでしかも手作りです。こだわればきりがありません。
その一例が印象採得です。印象採得というのは、歯を削った後にする、歯の型取りのことですが、特に審美歯科のようにいかにも自分の歯のように見せたい修復の時などに、歯ぐきの内側まで型どりをしなくてはならない時があります。これがなかなか難しいのです。
当院では高度な審美性を要求される時には、「レジン個歯トレー+シリコン印象法」という方法で型取りをしています。これはとても精密な型が取れますが、時間がかかる方法なのでセラミック冠のような保険外の治療にしか用いることは出来ませんが、応用して25年以上、信頼のおける方法と思っています。

歯型の採り方の工夫_f0154626_1822572.jpg当院の方法は補綴臨床という、歯科医向けの専門誌で紹介されています。
1994年に出版され、材料の進歩で少しグレードアップしていますが、今でも基本的にはこの方法で行っています。
この本はその後韓国語にも翻訳され、韓国人のメールフレンドから、「"Impression Taking"(日本語で印象採得)という本に(私の)名前が載っていた」と後で教えてもらいました。物価の違いもありましたが、韓国語分の印税はテレホンカード1枚でした。
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by fuji-dent | 2007-12-11 18:37 | 歯科臨床ファイル

審美修復2

必要があって歯に冠をかぶせる時、奥歯にも自然観のある歯を入れたいと希望される患者さんが増えてきました。
自然観のある歯で治す時に使用するのは陶材(セラミック)ですが、歯ぎしりや食いしばりが激しい方に使用すると割れてしまうこともあります。治す側の歯科医といたしますと、割れることがない金属で治していただいた方が長持ちするとお伝えいたしますが、白い歯を入れた時の患者さんの満足げなご様子を見るにつけ、セラミック以上のいい材料が早く開発されないかと思っています。

審美修復2_f0154626_17361841.jpgこの患者さんは初診時58才の女性で、全体的な治療をご希望なさいました。

審美修復2_f0154626_1737661.jpg向かって左側の奥2本が人工のオールセラミック冠、向かって右奥の2本が金属+セラミック冠です。

審美修復2_f0154626_1738993.jpg奥2本がオールセラミック冠、その手前が元々のご自分の歯です。
自然観で言えば
オールセラミック冠>金属+セラミック冠>金属冠
強度で言えば
金属冠>金属+セラミック冠>オールセラミック冠の順番だと思います。
by fuji-dent | 2007-12-11 17:24 | 歯科臨床ファイル

前歯の審美的修復1

前歯修復の一例です。
ただ単にきれいな色の歯を入れればいいというのではなく、
内部の基礎治療をきちんとして、歯肉を健康にしてから、精密に型を取って仕上げるのがたいせつと考えています。

前歯の審美的修復1_f0154626_17254764.jpgこの患者さんは前歯の見た目が不満で来院なさいました。確かに形が正方形に近く、また気になさっていた歯と歯の間のすき間も少なくすれば余計真四角な歯になります。前歯の材質だけ新しいものに代えたとしても、不自然な感じはそのままです。また、この歯の根の先には、大きな病変もあり、専門医で2度ほど外科手術をしたそうですが、治っていませんでした。



前歯の審美的修復1_f0154626_17261781.jpg根の中の再治療や歯ぐきの形を治して、オールセラミッククラウンという、金属を使わない歯を装着しました。
治療には時間がかかりましたが、患者さんにはとても喜んでいただきました。
by fuji-dent | 2007-10-30 18:33 | 歯科臨床ファイル