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ふじむら歯科医院の日々


by fuji-dent

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札幌、日本臨床歯周病学会に参加してきました その3

 学会も最終日、正直3泊4日は疲れてきました。本日は臨床歯科で毎年お会いする著名な口腔外科医、塚H先生の講演が最初です。歯の移植の症例を見せていただきましたが、あれだけ手を尽くして移植しても、長期になると外部吸収は避けられないという見解と意外なサバイバルレートには、移植の難しさを感じました。
学会終了後、天気も回復してきました。地元の先生たちと一緒にまた銭函移動です。現地はお祭りが行われていました。近くの道端にはミントが自生していました。
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学会終了後に銭函移動ということでしたので、日曜も宿泊することにしていたのですが、幸運にも金曜にもお招きいただいたので2回目の訪問。遅くまで飲んだ時のためにも空港に泊まっておこうと宿をとりましたが、金曜の疲れが残っており17時過ぎに失礼しました。その分体力に余裕があり、空港で札幌ラーメンをいただきましたが、前述の通り満足せず、サンドイッチを購入し一人反省会。
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# by fuji-dent | 2019-06-26 12:00 | 学術研修

札幌、日本臨床歯周病学会に参加してきました その2

 今日から学会が始まるというのに、前の晩たくさんいただきすぎて、朝目覚めたらベッドの上でスーツ姿で寝ていることに気づきました。
札幌はこの時期には珍しいという雷雨の朝でしたが、しっかりご飯をいただき、会場の札幌コンベンションセンターに向かいました。
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 会が始まり、日頃出ている学会とは一味違った切り口からの素晴らしいケースプレゼンテーションの数々に圧倒されました。出席したいプログラムばかりで頭と体がいくつも欲しい。拝聴できた中では「多発性セメント質剥離を伴う広汎型重度慢性歯周炎の一症例」と題した中国四国支部渡N先生のご発表はとても参考になりました。また、特別公演では奥羽大学歯学部高橋慶S教授のご講演がとても印象に残りました。格調高く過去我々が金科玉条のように唱えていた過去の文献の、実態のわかりやすい解説は、盲目的に信じていたことへ違う目を向けるきっかけになりました。
 主催者側の友人から言われて懇親会にもエントリーしました。アウェイの学会なので・・・という心配をよそに、多くの知り合いにお会いして楽しい時間を過ごしましたし、禁断のラーメンも、牧N先生に一口だけお願いして欲求をしのごうとしましたが、結局閉会直前耐えられなくなって一人分注文し、しっかりいただきました。札幌グランドホテルの宴会屋台のラーメンは、正直翌日夜に空港でいただいたのより美味しかったです。
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夜はまたまた御誘いいただいた二次会場で、高橋教授と2時間近くお二人で話をさせていただく時間となりました。自分の症例をスマホで見ていただき、歯周病の悪化に咬合は関係ないというGlickman らの主張への見解は一致していてまたまた飲みすぎました。遅くには連夜のLynn先生や、池D先生、大阪大の村K先生もお見えになり、またまたレベルの高い臨床談義。どこかの地方の常であるゴルフ談義と違う時間を過ごせて幸運でした。






# by fuji-dent | 2019-06-26 11:41 | 学術研修

札幌、日本臨床歯周病学会に参加してきました その1

ハッと気づいたら1年もブログを更新していませんでした。この1年の記事を少しずつ追加していきます。時系列では逆ですが、忘れないうちに最新のものを。

 先週末は札幌で行われた日本歯周病学会に参加してきました。私は会員ではなく、同時期に学術大会が東京で行われた顎咬合学会の会員ですが、北海道の、いや日本の歯周病臨床家の重鎮である札幌市ご開業の池D先生に、開催時期先生のプライベートな空間にお招きいただけるということで、迷うことなく舞い上がるように札幌に行ってきました。札幌訪問は考えてみますと2002年のW杯イングランド対アルゼンチンの観戦以来であります。新千歳空港から1時間あまりJRを乗り継ぎ、銭函海岸の漁師番屋へ。聞きしに勝る素敵な場所でした。
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 「こんちは〜」と扉をあけて見ると番屋の中では、オーナーのNさんやご友人の方、そして池D先生、富山の基本治療の鬼の牧N先生、そしてゲストの台湾ナンバーワンの
Periodontistと池D先生がご紹介下さったLynn先生の5名が海の幸やマグナムワインを飲みながら楽しくやっておられました。
 歯科医はというと当然歯科holicの面々、食いながら飲みながらの日本語、英語の歯周病話が炎上します。初めてお目にかかったLynn先生には、クインテッセンスから、出版直前というPerioの大著を見せていただきその繊細さに驚きました。


 普段地元では歯科医と臨床の話をすることがないだけにとてもお酒が進み楽しい時間でしたが、日頃の毎日とは違うレベルの高さに、会話のネタに苦労しながらも思い出して、iCloudに保存しておいた何枚かの自分の症例写真をお見せしたところ、お互い臨床家同士共通のネタで、会話をつなぐことができました。

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 このあと札幌に戻り二次会。いただきすぎてホテルで朝気付いた時は、べッドの上でスーツを着たままでした。池D先生たいへん馳走になりました。



 



# by fuji-dent | 2019-06-26 08:07 | 学術研修

2018年臨床歯科を語る会

 (およそ1年後の2019年6月にこの記事を書いています。)
7月6日から8日は、例年通りクロスウェーブ府中で行われた「2018臨床歯科を語る会」に出席してきました。開業の翌年から2回を除いて毎回参加していますから、今年で32回目の出席かと思います。19:30頃会場に到着しました。
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 今回の白眉は何と言っても主催者でもある我々のリーダー、金子先生の60年にわたる歯科臨床をまとめたご講演でした。金子先生には15年間の火曜会時代、そして盛岡での結婚式にも来ていただきました。田舎の駆け出しの歯科医だった頃から現在まで、同じ土俵の歯科医とは考えられませんでしたが、私の憧れの先生でもありました。講演終了後は参加者に金子先生らしいサプライズプレゼントもあり、思い出に残りました。
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# by fuji-dent | 2018-07-08 12:53 | 学術研修

喧しいサッカー談義 1982スペイン大会での談合試合「ヒホンの恥」

 先日の代表チーム、最終戦の最後の戦い方について、海外メディアも含め喧しい。驚くことに、近所の指圧院で加療してもらっている最中、80を過ぎたおばあちゃん達までが揉んでもらいながら、「ああだこうだ」とあちこちでマッサージ師と会話をしていた。感想もそうだが、一人暮らしのおばあちゃん達が深夜2時までTVを見ていたことにも感心した。
 こういう戦い方は大きな大会ではよくある話だが、昔もっとひどいのもあったことを思い出した。1982年スペイン大会のグループ最終戦である。最終戦を前に3チームにグループステージ突破の可能性があった。いろいろと状況を書いていたが、この試合そのものの名前でWikipedia項目があったので、そちらの方を引用しておく。

 以下はWiki 「1982ワールドカップ西ドイツオーストリア」から引用
 「1次リーグ・グループ2の西ドイツ対オーストリア戦では談合試合が行われ、物議を醸した。アルジェリアに第1戦で敗れている西ドイツは欧州予選同組で2勝しているオーストリアに勝利することが突破への必要十分条件であったが、西ドイツの勝利が2点差以内ならば両チーム揃って得失点差でアルジェリアを上回り、次のラウンドに進めることが分かっていた。アルジェリアは既に前日で最後の試合を終えており、次のラウンドの進出に影響を与えることは出来なかった。西ドイツは試合開始早々に1点を決め、その後両チームはロングボールの応酬を行い、結果的に得失点差でアルジェリアが敗退した。この試合は開催地となった地名から「ヒホンの恥」と呼ばれている。」

 今回とは微妙に状況は違うが、TVで見ていて、最後30分以上に渡ってボール回しをしていたように記憶している。先発を6人も替え、批判覚悟で最後この作戦を取った西野の度胸には感心した。賞金が13億増えるのに加え、もう一試合代表の試合が増えることを素直に喜びたい。



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# by fuji-dent | 2018-06-30 12:29 | スポーツ