ふじむら歯科医院の日々
by fuji-dent
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2019 臨床歯科を語る会
札幌、そしてGC学術講演会に続いて、先週金曜午後からまたお出かけで、3週続きの出張となりました。行き先は北府中、おなじみのクロスウェーブ府中に19時過ぎに到着しました。

もう30数回目の参加で、この日から歯科の勉強漬けの3日間となります。今年は2年ぶりに分科会での発表もありますが、発表は雑誌購読もやめちゃったし、スタディグループに入っていない僕としては、時代の趨勢に遅れていないかいつも心配です。
僕の発表は、開業の年に出会った、すれ違い咬合と呼ばれる難症例の34年の経過報告でした。この症例は今から31年前、1988年にK曜会で、また、23年前の1996年に臨床歯科を語る会でも続きを発表していたものですが、プレゼン終了後、滅多なことでは発言してくれない、臨床歴60年、おそらく何千、何万も人のケースを見て来られたK先生が、31年前の私の発表時のことを取り上げ、「我々の会のすれ違いへの対応の初期のものとして印象的な症例で・・・」と、参加者に症例の解説とコメントをして下さったのには、その記憶力に驚くと共に、望外の喜びでした。

K先生との出会いには不思議な偶然が重なりましたが、開業直前、盛岡に4回シリーズで講演に来られた先生とお会いしたことが僕の歯科医人生を変えました。(実は)尊敬の限りです。(ナイショ)
私の隣の平塚H野先生と釧路K澤先生とは、札幌の臨床歯周病学会に続き2週間ぶり。富山のM野先生とは先週もお会いしたので3週連続、
しかも今年の1月には、3日間寝食共にしたので、今年の上半期は濃いお付き合いになりました。
彼らのような優れた歯科医たちに、
「ケース見せてよ」
と、言われるような臨床歯科医でありたいものです。
来年は40回となる「臨床歯科を語る会」
例年通り必ず参加するので、K先生には、ますますご健康でいらっしゃいますように。
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by fuji-dent
| 2019-07-08 18:31
| 学術研修
GC学術講演会 「骨再生治療の過去、現在、未来を語る」参加
6月30日は東京国際フォーラムで行われた、GC社の骨補填材「サイトランス グラニュール」の臨床報告講演会に参加しました。この補填材は化学的に合成されたもので、炭酸アパタイトです。著名な臨床家たちの報告にたくさんヒントを得て帰ってきました。使ってみようかと思っています。演者の中では九州のお二人、特に吉松繁人先生のお話に感銘を受けました。 

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by fuji-dent
| 2019-07-01 15:27
| 学術研修
札幌、日本臨床歯周病学会に参加してきました その4
さあ盛岡に帰って診療です。前の晩は遅くに炭水化物摂取したので胃がムカムカしたのですが、せっかく朝ごはんがついているので、前夜新千歳温泉で3日間で4kg弱の増量を確認しながらもしっかりいただきました。事前の調査ではあまり早い時間にはお土産屋は空いていないという記事でしたが、7時少し前にはお土産やさんは結構開いていて、定番のお土産を買うのには困らないようです。流石に7時では朝採りアスパラは入手できませんでしたが。
晴れている時間が結構あったのでずっと窓の外を見ていたら、完成直前の岩手医大新病院が見えました。(赤枠内)
予定通りの出発時間だったので、8:40には花巻着。10:30からの診療には余裕で戻れました。 3日間、池D先生、蒲Z先生はじめ北海道の皆様には、会員でもない田舎の小さなオフィスの歯科医なのに、大変な厚遇をいただき恐縮しております。本当にありがとうございました。

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by fuji-dent
| 2019-06-26 12:10
| 学術研修
札幌、日本臨床歯周病学会に参加してきました その3
学会も最終日、正直3泊4日は疲れてきました。本日は臨床歯科で毎年お会いする著名な口腔外科医、塚H先生の講演が最初です。歯の移植の症例を見せていただきましたが、あれだけ手を尽くして移植しても、長期になると外部吸収は避けられないという見解と意外なサバイバルレートには、移植の難しさを感じました。
学会終了後、天気も回復してきました。地元の先生たちと一緒にまた銭函移動です。現地はお祭りが行われていました。近くの道端にはミントが自生していました。


学会終了後に銭函移動ということでしたので、日曜も宿泊することにしていたのですが、幸運にも金曜にもお招きいただいたので2回目の訪問。遅くまで飲んだ時のためにも空港に泊まっておこうと宿をとりましたが、金曜の疲れが残っており17時過ぎに失礼しました。その分体力に余裕があり、空港で札幌ラーメンをいただきましたが、前述の通り満足せず、サンドイッチを購入し一人反省会。 








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by fuji-dent
| 2019-06-26 12:00
| 学術研修
札幌、日本臨床歯周病学会に参加してきました その2
今日から学会が始まるというのに、前の晩たくさんいただきすぎて、朝目覚めたらベッドの上でスーツ姿で寝ていることに気づきました。
会が始まり、日頃出ている学会とは一味違った切り口からの素晴らしいケースプレゼンテーションの数々に圧倒されました。出席したいプログラムばかりで頭と体がいくつも欲しい。拝聴できた中では「多発性セメント質剥離を伴う広汎型重度慢性歯周炎の一症例」と題した中国四国支部渡N先生のご発表はとても参考になりました。また、特別公演では奥羽大学歯学部高橋慶S教授のご講演がとても印象に残りました。格調高く過去我々が金科玉条のように唱えていた過去の文献の、実態のわかりやすい解説は、盲目的に信じていたことへ違う目を向けるきっかけになりました。 主催者側の友人から言われて懇親会にもエントリーしました。アウェイの学会なので・・・という心配をよそに、多くの知り合いにお会いして楽しい時間を過ごしましたし、禁断のラーメンも、牧N先生に一口だけお願いして欲求をしのごうとしましたが、結局閉会直前耐えられなくなって一人分注文し、しっかりいただきました。札幌グランドホテルの宴会屋台のラーメンは、正直翌日夜に空港でいただいたのより美味しかったです。 
夜はまたまた御誘いいただいた二次会場で、高橋教授と2時間近くお二人で話をさせていただく時間となりました。自分の症例をスマホで見ていただき、歯周病の悪化に咬合は関係ないというGlickman らの主張への見解は一致していてまたまた飲みすぎました。遅くには連夜のLynn先生や、池D先生、大阪大の村K先生もお見えになり、またまたレベルの高い臨床談義。どこかの地方の常であるゴルフ談義と違う時間を過ごせて幸運でした。
札幌はこの時期には珍しいという雷雨の朝でしたが、しっかりご飯をいただき、会場の札幌コンベンションセンターに向かいました。


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by fuji-dent
| 2019-06-26 11:41
| 学術研修