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ふじむら歯科医院の日々


by fuji-dent

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高松での同級会

 先週末に香川県の高松で、大学の同級会が行われ出席してきました。
初めての四国でしたが仲の良い仲間数人との道中、飽きることもなく楽しい時間を過ごしました。
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最初に恩師名和岩手医科大学名誉教授による講演が行われ、近年話題のips細胞などの解説もして下さいました。卒業以来27年を経過し、お互いの風貌も大きく変わっているにも拘わらず、会った瞬間30年も昔の自分たちにタイムスリップ。時間はあっという間に過ぎてしまいました。

準備をしてくれた、四国中国地区の同級生には大変お世話になりました。ありがとう。

13日の夕刻に高松に着いたあと、翌日の同級会は6時からなので、それまでの時間を観光に当てる計画でした。他のおじさん連中が皆「金比羅さん」に行く中、ボクは瀬戸内海を船で直島に行き、クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの3人だけの作品に対して作られたという、安藤忠雄設計の地中美術館やベネッセアートミュージアムを見ることに。

果たして島は連休中とあって凄い混雑、入場制限をかけているため、着いてすぐにもらった整理券は60分後のものでした。

高松での同級会_f0154626_11322812.jpg

この美術館は、作品を見るというよりも、作品を含めた美術館という空間にゆったりと身を任せる。そういう楽しみ方なのでしょうね。

でも、作品に対して作られた美術館ということは、結局展示作品は未来永劫変わらないので、もう一度来るかと言われたら「?」かな。

人数制限の結果か、物凄い人数なのにそれほど気分を損ねたわけでもありませんでした。

島の交通機関は、30分に1本ぐらいの町営バスと徒歩のみ、嫌でも島時間に身を任せなければならず時間はゆっくり流れます。地中美術館を出たのが14時で次のバスが14:28。バス待ちの時間がもったいないので、このあとベネッセミュージアムを見ながらゆっくり1時間半ぐらいかけて歩いて宮浦港まで行こうと思っていました。15:40発の船は高速船で25分で高松に着きます。

そこになぜかバスが現れたので運転手さんに聞くと、ベネッセミュージアムにも行くということ。ラッキーと乗り、しばらくしますとバスの運転手さんが、マイクで聞いてきました。

「え〜ところでお客様の中で高松行きのフェリーに乗る方は居られますか?」

「ハーイ」と何人かが叫ぶと

「あ〜そうでっか・・・実はこれ遅れに遅れておりますんで・・・・ア〜・・・・・・
それじゃあ、こいつは間に合わさなければナランでェ。イーですかお客さん、ちょっと飛ばしますんで揺れますからしっかりつかまっといて下さいよ!」

バス内爆笑
前の便に接続するはずのバスが遅れて停留所に来たようなのです。
どういう結末になるか見たくもあって、それならと、60分かかる便なのですが1本早い船で帰ることにしました。

しかしこのあとは爆笑では済まなかったのです。
運転はそれはそれは凄いものでした。
お年寄りに席を替わってあげたボクは一番後ろに立っていましたが、次の停留所に着きお客さんが残りそうだと分かると運転手さんは

「はい詰めて、詰めて、もう少し、ハイハイ詰めて詰めて、つめろ〜! お客さんも早く乗って!早く早く!フェリーに遅れても知りまへんでぇ!」

・・・詰めた結果、ボクは掴むものもない、バスの最奥に斜めに立って耐えることに。
それなのに運転が凄いものだからどうしても支えられない。見かねた最奥の乗客がボクが持っていたデイパックを持ってくれました。

掴むものがないので、何とか座席に向いたエアコンの吹き出し口に指をかけ、倒れるのを支えようとしましたが、右揺れにはいいが左揺れには効果無し・・・

更に運転手さんは、次の停留所が近づき降車する人がいると分かると

「え〜・・・お客様・・・、降りられるときは時間がありませんので、予め小銭を手に持って、すぐにパッパと降りられるようにしといて下さい。」

運転手さんのテンションは上がっています。怖いので、バス内、ガサゴソと準備する音、音・・・

神風バスは走ります。
前にチンタラ走っている車が居たらしい。

「なんだコイツは! 何を走ってるんだ! ブワ〜!ブワ〜!(クラクションの音)」
「ブッ!ブッ!ブワ〜!、ブワブワブワブワ〜ッ!」

20秒以上煽りまくって、哀れ若者が運転する車は路肩駐車を余儀なくされました。追い越すときにチラッと見てみると、首をかしげて呆れた様子(笑)

2分遅れで着きました。遅れてはならんと小走りに駆け出すと、港のスタッフが
「大丈夫、大丈夫、待たせてますんで大丈夫・・・」

なんだ、とホッとして乗船しましたが、僕が乗るやいなや船は乗船客を確認するでもなくタラップを挙げて出港しました。

高速船に比べて倍以上の時間がかかるフェリーでしたが、ゆっくりと瀬戸内海を見ながら進んでいく時間は、好天のおかげもあって快適なものでした。多くの船が行き交います。島の向こうに遠くに瀬戸大橋が見えました。
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# by fuji-dent | 2008-09-16 13:06

読みかけの本

 元々は本好きだったのに、この頃は仕事が終わるとすぐビールが飲みたくなって、なかなかまとまった時間、本を読むことが少なくなりました。目も年相応、いやいささか実年齢を追い越して老化が進んでいるので、昔のように夢中で本を読んでたら朝だったというようなことは決して無く、いつもすぐ眠くなってしまいます。

 それでもたまには止まらなくなってしまう本に出会います。それが昨年読んだ「孤高のメス」

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 全六巻。たぶん3,4日で読み上げたと思います。作者は現役の外科医。ボクは主人公の当麻鉄彦のようなスーパードクターでは決してありませんが、多少自分の研修してきた時代のことが思い出されて、むさぼるように読みました。でも、いずれ何かにヒントをえたフィクション、ブラックジャックや大藪春彦のシリーズの類であろうと思っていました。

 お盆前、オリンピックもあったのでどこにも行く予定はありませんでしたので、子どもと県立図書館に行った時、同じ作者の本を見つけました。
「私が出会った外科医たち」。

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3800円もする本なので書店で見つけても買わなかったと思いますが、借りて読んでみますとご紹介した「孤高のメス」のモデルと思われる人物が続々と実名で出てきます。その方々の専門分野の奥義だけでなく人物評もシビアに紹介されています。実際に会ったことがある著者にかかると、恩師といえども容赦なくバッサバッサ・・・天下の外科医、「白い巨塔」の財前悟郎のモデルでは?と有名であった、かの中山恒明も赤裸々に批評されていきます。

 内科は自然治癒があるが、外科系の治療は技術の優劣が即治癒に影響する。「名医とは」というあるコミュに異議を申し立てたことがありましたが、「感じの良さ」、「待合室の雰囲気」、「説明の確かさ」、「清潔」などについて患者さんが評価することには大いに賛成です。
 しかし技術の優劣を語ろうとする時には、素人が生半可な知識で評価できるものではないと考えます。技術の優劣はこの著者のような、よく勉強をしている同業者からの評価が結局一番確かなものだと思います。

 オリンピックもあったので、読みあげた部分はまだ半ばを少し過ぎただけですが、この本は晩酌のライバルとなっています。

 追伸
この著者のHPに感想を投稿できるシステムがあったので、メールしていたら数日後の今朝お返事がありました。思いがけず双方向のコミュニケーションが出来てうれしく思いました。
# by fuji-dent | 2008-08-30 17:41

よくやった2つの女子チーム

 女子ソフトボール

 
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一昨日、アメリカに延長で惜しくも負けたあと、3位決定戦に上野が連投で出てきているというニュースをネット上で読んだとき、興奮で頭がくらくらしました。昔の早慶戦じゃあるまいし、連投なんて想像すら出来なかった。夜は都合で中継を見ることが出来ませんでしたが、長男から携帯に電話で「サヨナラ勝ち!」という連絡を受けまたまたビックリしました。
 そして昨夜。また連投です。予選のコールド負けの印象があまりにも強かったので、勝てる可能性は少ないと思っていました。なでしこのあとすぐ画面を切り替えると中断中。2-0で勝っている・・・「えっ」

 なでしこの試合後、選手のコメントはそっちのけでソフトの応援です。今大会は調子が今ひとつだった上野投手ですが、落ち着いた投球ぶり。ハラハラしますが勝ちました。

 スゲー・・・・

アメリカとは、7回ぐらいやれば1回ぐらいは勝つぐらいの実力差になってきたのでしょう。現にシドニーの時は逆に1敗の日本が銀で3敗のアメリカが金。

 神様が見ていたのでしょう。1/7の可能性をここ一番で発揮したことを素直に喜びたいと思います。


 女子サッカー
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一方、負けたとは言え、なでしこの4位も素晴らしかった。

しかしこの壁を越えるための課題が大きいことも分かりました。

まずGKの体格差。福元は反応しても届かなかった。大きい女子はバレーボールやバスケットボールにいってしまうから、これは構造的な問題です。

次はプレー、走力の問題。展開が小さすぎるので、相手を崩せません。準決勝のアメリカのサッカーとは現実に大学生と中学生ほどの開きがありました。

テクニックで負けないというのは女子に当てはまるセリフでした。トラップの正確さでは男子を凌ぎます。しかし、ドイツの2点を入れた選手、特に先制点のシュートは、ここしかないというところに打ってきました。2点目もそうですが、瞬間的に正確な場所に蹴ることが出来る能力は、1,2枚どころの差ではありませんでした。

ともあれ全力を尽くした彼女たちを称えたい。本当に楽しませてくれました。

ありがとうございました。
# by fuji-dent | 2008-08-22 12:19

ガンバレガンバレ

 お盆はオリンピック三昧でした。その中でも「なでしこJapan」はよくやっていると思います。自分たちの実力を勘違いしている男子代表に比べ、「自分たちが良い成績を残すことが、日本女子サッカーの発展に繋がる」といつも言っている女子選手には頭が下がります。少ない観客、企業の支援、彼女らはサッカー選手としては食べて行かれません。
 確かに準決勝に上がってきた4強の中では一枚も二枚も実力が下がります。でも彼女らの精一杯のプレーにはいつも感動しています。
 メダルを、などとは言いません。ここまで来たことで、もう十分感謝しています。
 
 でもなでしこの皆さん、
 メダルが青春の記念になると考えるなら、テレビの前で一生懸命応援するから、

 挑戦してみたら!!
# by fuji-dent | 2008-08-19 12:04

筒井昌秀メモリアル講演会

 昔、筒井昌秀先生の似顔絵を、「臨床歯科を語る会」の事後抄録用に頼まれて描いたことがありました。別に筒井先生にお渡ししたわけではないのですが、風の便りに筒井先生の手に渡ったということが聞こえてきました。
それから10年以上経って、東北矯正学会が盛岡であった時、学会員である私は講師の筒井照子先生付きのお手伝いになりました。講演開始を待つ間、二人きりでしたので、大昔、似顔絵を描いたことがあると申しましたら
「えっこれ?」
と照子先生のお財布から、もうボロボロになっていましたが、ポリの小袋に納められた私のイラストが出てきました。「この絵が好きで私いつも主人と一緒という気持ちになるために、お守りとしてずっと持って歩いているの。」


ビックリするやらうれしいやら・・・・・


「そんなに気に入ってもらえたのでしたら、今度新作を今度お書きしましょう。」と調子よく言ってしまいましたが、(弟子でも何でもないのに・・・)と気後れし、その後病気になられたとお聞きした時も、(私ごときが・・・)と踏み出せず、とうとう先生はお亡くなりになってしまいました。

先週の火曜日に、今度こそお約束を果たしておこう、講演会の前に何とか画こうと決心しました。資料としては雑誌の中に出てくる小さな写真しかなかったので、講演会の雑誌広告などにこの10年ぐらい使われている、おそらく写真屋で撮影された斜めからの写真を基にしました。10年ぶりぐらいに描いた似顔絵なもので出来栄えとしては今イチでしたが、時間もないので、速達ハガキで送りました。

講演会にはM.Amsterdomはじめ著明な臨床家が多く参加されていました。ステージには筒井先生のお写真や、お花が飾られて、その脇で追悼講演会は進んでいきました。
二日目最終公演、奥様の照子先生の講演の最後、「藤村先生に送っていただいた」とお話になって、私が描いたイラストが出てきました。
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いろいろ周囲の方にお聞きしたら、昨年のお葬式の時に、私の昔画いたイラストが写されていたそうです。参列者の秋元さんにお聞きしたら、昌秀先生はずっと気に入っている絵だと言っていたということでした。

私のような者でも、昌秀先生を喜ばせることが出来たのかと思い、ちょっとジーンと来た一方で、そんなに気に入っていたと分かっていたら、もっと画いて送ってあげれば良かったなあ・・・と、後悔の念で帰ってきました。

取ってあった昔の似顔絵を見てみました。幼稚な絵ですが今回画いたものに比べれば大胆です。今回彩色してご紹介します。
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# by fuji-dent | 2008-07-01 18:55