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ふじむら歯科医院の日々


by fuji-dent

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2018年臨床歯科を語る会

 (およそ1年後の2019年6月にこの記事を書いています。)
7月6日から8日は、例年通りクロスウェーブ府中で行われた「2018臨床歯科を語る会」に出席してきました。開業の翌年から2回を除いて毎回参加していますから、今年で32回目の出席かと思います。19:30頃会場に到着しました。
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 今回の白眉は何と言っても主催者でもある我々のリーダー、金子先生の60年にわたる歯科臨床をまとめたご講演でした。金子先生には15年間の火曜会時代、そして盛岡での結婚式にも来ていただきました。田舎の駆け出しの歯科医だった頃から現在まで、同じ土俵の歯科医とは考えられませんでしたが、私の憧れの先生でもありました。講演終了後は参加者に金子先生らしいサプライズプレゼントもあり、思い出に残りました。
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# by fuji-dent | 2018-07-08 12:53 | 学術研修

喧しいサッカー談義 1982スペイン大会での談合試合「ヒホンの恥」

 先日の代表チーム、最終戦の最後の戦い方について、海外メディアも含め喧しい。驚くことに、近所の指圧院で加療してもらっている最中、80を過ぎたおばあちゃん達までが揉んでもらいながら、「ああだこうだ」とあちこちでマッサージ師と会話をしていた。感想もそうだが、一人暮らしのおばあちゃん達が深夜2時までTVを見ていたことにも感心した。
 こういう戦い方は大きな大会ではよくある話だが、昔もっとひどいのもあったことを思い出した。1982年スペイン大会のグループ最終戦である。最終戦を前に3チームにグループステージ突破の可能性があった。いろいろと状況を書いていたが、この試合そのものの名前でWikipedia項目があったので、そちらの方を引用しておく。

 以下はWiki 「1982ワールドカップ西ドイツオーストリア」から引用
 「1次リーグ・グループ2の西ドイツ対オーストリア戦では談合試合が行われ、物議を醸した。アルジェリアに第1戦で敗れている西ドイツは欧州予選同組で2勝しているオーストリアに勝利することが突破への必要十分条件であったが、西ドイツの勝利が2点差以内ならば両チーム揃って得失点差でアルジェリアを上回り、次のラウンドに進めることが分かっていた。アルジェリアは既に前日で最後の試合を終えており、次のラウンドの進出に影響を与えることは出来なかった。西ドイツは試合開始早々に1点を決め、その後両チームはロングボールの応酬を行い、結果的に得失点差でアルジェリアが敗退した。この試合は開催地となった地名から「ヒホンの恥」と呼ばれている。」

 今回とは微妙に状況は違うが、TVで見ていて、最後30分以上に渡ってボール回しをしていたように記憶している。先発を6人も替え、批判覚悟で最後この作戦を取った西野の度胸には感心した。賞金が13億増えるのに加え、もう一試合代表の試合が増えることを素直に喜びたい。



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# by fuji-dent | 2018-06-30 12:29 | スポーツ

日顎の代わりにインプラント研修会

 例年6月の第2週の土日は、有楽町で2日間に渡って開催される日本顎咬合学会学術大会に出席しています。いまワールドカップロシア大会が始まっていますが、4年前は日本対コートジボアールの試合が日曜に行われていました。どうしても見たくて近くのビックカメラのTVコーナーに多くの人と一緒に座って観戦したことを思い出します。
 今年も出席予定だったのですが、同じ日に仙台で2日間のインプラント実習付きコースが開催されることになりました。「スプリットクレストテクニック」と呼ばれる、細い顎にインプラントを工夫して埋入するテクニックです。15年ほど前と、7、8年前の2度、別なキットで受講したことがありますが、今回はOSSTEM社から発売された「ESSET KIT」の実習とOSSTEM インプラントの情報収集、また数日後に自院で類似症例の手術を控えていたこともあって、その事前トレーニングにもなるかな?と思って参加しました。講師のお二人とは黒江和斗先生の顎顔面矯正でご一緒したりまた特別講師を務められた方でした。

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 当院で従来から行っていた骨の縦切開や減張切開、骨補填などがほとんどしなくていいという宣伝文句でしたが、実際に講師の先生方の手技を拝見すると、むしろ逆に侵襲が大きそうな気がしました。しかしながらその仕上がりはとても美しく、たいへん勉強になりました。侵襲の大きさを目の当たりにし、数日後の埋入手術はShort Implantを用いて全くスプリットをせずに埋入しました(笑)。
 受講生のほとんどは、私より10才以上若く、懇親会での飲みっぷりにはさすが若さと感心しました。宿泊した仙台のホテルの朝ご飯(税込1296円)は大変お値打ちで、大食漢の私でも全ての料理を食べることはできませんでした(が、2回料理を取りに行きました)。

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# by fuji-dent | 2018-06-19 18:34 | 学術研修

栃の心関の初優勝

 初場所は平幕の栃の心が優勝しました。ひっぱたいたりしない重厚な取り口は美しかったです。おめでとうございます。
今から10年と少し前に、私と小6の長男は二人で東京見物に来ました。目玉は浦和レッズの試合と大相撲の千秋楽でしたが、郷土力士の栃の花がいた春日野部屋の朝稽古も見に行きました。
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「栃乃洋」、「栃の花」の幕内力士が居ながら、我々親子の目に強烈に焼き付いたのは別のある若い力士の必死の稽古でした。

「レヴァニ!勝ってグルジアのお母さん喜ばせるんだろ!」

親方から「レヴァニ」と発破をかけられていたこの青年は、この日幕下優勝がかかっていた当時19才の栃の心関でした。
上半身に比べ、下半身が異様に発達していた力士はあいにく千秋楽は負けてしまいましたが、若い頃を知っている力士、大怪我を乗り越えての10年後の本場所優勝の感慨は一入でした。
 郷土力士「栃の花」関 (現年寄 二十山親方)
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そしてこの場所から新十両に昇進した栃煌山関と記念ショット。(しこ名をお聞きしてゴメンナサイ・・・)
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# by fuji-dent | 2018-01-29 16:07 | その他

12/3 東京医科歯科大学同窓会卒研

 今日は先週に引き続き東京でした。朝一の新幹線ホームはまだ暗かったけれど、発車後次第に明るくなってくる車窓の風景は、よ〜し今日も頑張るぞ!という気にさせてくれます。
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 9時前に着いた東京は快晴で暖かでした。会場は歯学部国立最高峰の東京医科歯科大学、講師はともに同大学の卒業生、我孫子市開業の千葉先生と所沢市開業の斎田先生。昔所属していたスタディグループ火曜会や臨床歯科の関係で旧知の二人です。友達のよしみで写真を1枚。

 
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 この歳になっても、まだしぶとく勉強に来たくなるのは何故なのか、自分でもよくわかりません。歯科医として、積み残しは無かったか、確認に来たのかもしれません。
 昔からぶれない千葉先生の臨床や、基本治療をベースに、再生療法に取り組んでいる斎田先生の症例を拝見し、自分のやって来たことは、間違い無かったんだという確信と、不足していたいくつかの点、十分得るものを得て、帰路につきました。

# by fuji-dent | 2017-12-04 09:23 | 学術研修