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ふじむら歯科医院の日々


by fuji-dent

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ガンバレガンバレ

 お盆はオリンピック三昧でした。その中でも「なでしこJapan」はよくやっていると思います。自分たちの実力を勘違いしている男子代表に比べ、「自分たちが良い成績を残すことが、日本女子サッカーの発展に繋がる」といつも言っている女子選手には頭が下がります。少ない観客、企業の支援、彼女らはサッカー選手としては食べて行かれません。
 確かに準決勝に上がってきた4強の中では一枚も二枚も実力が下がります。でも彼女らの精一杯のプレーにはいつも感動しています。
 メダルを、などとは言いません。ここまで来たことで、もう十分感謝しています。
 
 でもなでしこの皆さん、
 メダルが青春の記念になると考えるなら、テレビの前で一生懸命応援するから、

 挑戦してみたら!!
# by fuji-dent | 2008-08-19 12:04

筒井昌秀メモリアル講演会

 昔、筒井昌秀先生の似顔絵を、「臨床歯科を語る会」の事後抄録用に頼まれて描いたことがありました。別に筒井先生にお渡ししたわけではないのですが、風の便りに筒井先生の手に渡ったということが聞こえてきました。
それから10年以上経って、東北矯正学会が盛岡であった時、学会員である私は講師の筒井照子先生付きのお手伝いになりました。講演開始を待つ間、二人きりでしたので、大昔、似顔絵を描いたことがあると申しましたら
「えっこれ?」
と照子先生のお財布から、もうボロボロになっていましたが、ポリの小袋に納められた私のイラストが出てきました。「この絵が好きで私いつも主人と一緒という気持ちになるために、お守りとしてずっと持って歩いているの。」


ビックリするやらうれしいやら・・・・・


「そんなに気に入ってもらえたのでしたら、今度新作を今度お書きしましょう。」と調子よく言ってしまいましたが、(弟子でも何でもないのに・・・)と気後れし、その後病気になられたとお聞きした時も、(私ごときが・・・)と踏み出せず、とうとう先生はお亡くなりになってしまいました。

先週の火曜日に、今度こそお約束を果たしておこう、講演会の前に何とか画こうと決心しました。資料としては雑誌の中に出てくる小さな写真しかなかったので、講演会の雑誌広告などにこの10年ぐらい使われている、おそらく写真屋で撮影された斜めからの写真を基にしました。10年ぶりぐらいに描いた似顔絵なもので出来栄えとしては今イチでしたが、時間もないので、速達ハガキで送りました。

講演会にはM.Amsterdomはじめ著明な臨床家が多く参加されていました。ステージには筒井先生のお写真や、お花が飾られて、その脇で追悼講演会は進んでいきました。
二日目最終公演、奥様の照子先生の講演の最後、「藤村先生に送っていただいた」とお話になって、私が描いたイラストが出てきました。
筒井昌秀メモリアル講演会_f0154626_18453570.jpg



いろいろ周囲の方にお聞きしたら、昨年のお葬式の時に、私の昔画いたイラストが写されていたそうです。参列者の秋元さんにお聞きしたら、昌秀先生はずっと気に入っている絵だと言っていたということでした。

私のような者でも、昌秀先生を喜ばせることが出来たのかと思い、ちょっとジーンと来た一方で、そんなに気に入っていたと分かっていたら、もっと画いて送ってあげれば良かったなあ・・・と、後悔の念で帰ってきました。

取ってあった昔の似顔絵を見てみました。幼稚な絵ですが今回画いたものに比べれば大胆です。今回彩色してご紹介します。
筒井昌秀メモリアル講演会_f0154626_18543389.jpg

# by fuji-dent | 2008-07-01 18:55

筒井昌秀メモリアル講演会

週末はまた東京出張です。上記の講演会を聞いてきます。
筒井昌秀メモリアル講演会_f0154626_189780.jpg

# by fuji-dent | 2008-06-27 18:09

東京出張

仕事で上京する目的は主に2つあります。ひとつは木曜午後6時からのスタディグループ例会に参加すること、そしてもうひとつは週末に行われる学会や講演会に参加することです。
木曜出張の時は診療室の休診日も木曜なのでいいのですが、勉強会が終わる頃には新幹線の便はないので、いつも翌朝の1番の新幹線で帰ってきての診療になります。今まで遅れたことはないのですが、先だっての地震のようなことがいつまた起きるとも分かりませんので不安ではあります。
また、土日の学会だと本来診療するはずの土曜を休んで学会に当てるわけです。診療は予約制ではありますが、お仕事の関係で土曜しか来院できない方や、当院でメインテナンスをされている患者さんに、急な問題が起きた時には対処できず、ご迷惑をおかけすることになります。
思い起こせば東京通いは、大学を卒業した年の昭和56年(1981)年、開業の3年前から続いています。一歯科医として常に向上していきたいと思っていることが続いている理由なのかもしれません。歯科の仕事は密室の中の仕事です。自分では優れた仕事をしているつもりでも独りよがりになることは十分考えられますから、他の歯科医からも評価を受けることも必要だと考えています。
# by fuji-dent | 2008-06-23 18:38

立ち往生

 
 立ち往生_f0154626_17403619.jpg6月は所属スタディグループの例会、顎咬合学会や筒井昌秀先生追悼講演会など、上京予定が目白押しです。6/14は顎咬合学会出席のため新幹線に乗っていました。郡山駅を過ぎて少しした頃に、新幹線の車内が突然暗くなって電車も止まりました。運転再開には点検が必要なので、点検が済むまでの間、最寄り駅の新白河まで行って待機するということになりました。地震発生が8時43分。新白河に着いたのが確か9時半頃で、運転再開までには少なくとも3時間はかかるということでした。
立ち往生_f0154626_1740599.jpg




3時間、学会事前抄録や本を読んで何とか時間を潰しましたが、点検の結果問題があったということで、運転再開予定の12時半には間に合わず再度延期、結局動いたのは13時45分頃。東京着は午後3時。5時間遅れで到着。でも発車前だった便は18時過ぎまで出発できず、さらにすぐ後ろの便は、新聞によると線路上を歩かされたそうですし、津志田で地震になった便は花巻で3時間待ちっていうんだから、まだ良い方かな。
 この日は聞きたい講演があって楽しみにしていたのですが、残念でした。
# by fuji-dent | 2008-06-23 17:43 | 歯科医院のこと

健診

久しぶりの更新になります。
5月は嘱託歯科医、学校歯科医を務めさせていただいている、盛岡市立なかの保育園と河南中学校の歯科検診がありました。なかの保育園は私が開業して以来のお付き合いですからもう24年、河南中学校とは10年弱のお付き合いかと思います。
保育園の年長さん達には健診の後、歯ブラシのしかたを指導しています。すぐ上手に出来るわけではもちろんありませんが、磨き残しを赤く染め、それが取れたことを楽しんでもらえればいいと思っています。真剣に鏡を見ながら歯磨きをする姿は何とも可愛いものです。
河南中学校の生徒さんは全部で480人前後いますから、お昼の前に健診し終えることは不可能で、以前は2回行ったこともあったかと思いますが、今は他の若手歯科医師に応援をお願いしています。保育園児にはボクの膝の上に寝てもらって健診をしますが、中学の生徒たちではそうも行かず、ボクの正面のイスに座ってもらって健診をします。3年生ともなれば背も高く、ボクも180弱ありますがお口の中をチェックする腕が上がらなくなってきます。4時間ほどで健診は終了しますが、1年で一番疲れる4時間です。
1年生と3年生にはお口の正面の写真を撮ってあげて、一人一人にお口の中の状態や歯磨きの弱点をコメントしています。もう8〜9年ぐらい続けています。2〜3行の簡単なコメントなのですが、300人以上ともなれば大変な仕事量です。ボクの診療室は1キロちょっと中学校から離れているせいなのか、480人の生徒さんのうち診療室に来るのは2,3人程度。彼らがどういう感想を持っているのか聞く機会もなく、反応が分からないのが残念です。感謝してくれているのなら良いのですが・・・。
フィルム代、現像代ともこちらの持ち出しですが、最近はデジタルカメラの普及の影響で、フィルムの入手や現像所の確保が困難になってきています。
# by fuji-dent | 2008-05-21 15:30

診療室外観

 肴町に移ってきてからあっという間に8年が経とうとしています。ボクの診療室はマンションの1階に4つ並んだテナントのひとつで、他にはお寿司屋さん、旅行代理店、カジュアルレストランの3軒が入居しています。それぞれこぎれいな外観になっていましてボクの所だけ看板もないので暗い感じがずっとしていました。
 元々あまり派手な看板は好きではなかったのですが、もう少し何とかならないかとは考えていました。中学、高校の同級で友人のT君に相談してみたところ、(彼は大手外食チェーンの店舗設計なども多く手がけています)「もうチョット何とかしたいね。」とやはり言われ、重い腰を上げることにしました。
 今いろんなアイデアを考えていますが、なかなか決まらない。難しいものです。専門家に任せ「よし!それでお任せ!」っていうのが決定への早道かもしれません。
# by fuji-dent | 2008-02-27 10:33

井戸のお掃除

 私の生まれた鉈屋町周辺には昔からの町屋が多く残っているほか、現在も多くの人に守られて使われている井戸、「青龍水」と「大慈清水」もあります。また城下町時代の門、「惣門」の近くですから多くの寺社群に囲まれ、落ち着いた雰囲気の界隈です。ここに幹線道路を通すという盛岡市の計画がずいぶん前からありましたが、何度となくやりかけては先延ばしという繰り返しで、ここに住む多くの人たちは、家を建て替えるに建て替えられない状況でした。幸か不幸かそのことが町屋を残すことになり、いつの頃からか住人はこのまま保存できないかという気持ちになっていき「町なみ塾」というNPO組織をつくって、伝統ある景観の保存に努めるようになりました。
 その町並みの人気スポットのひとつに今回ご紹介する井戸「青龍水」があります。名前の由来など、細かい説明は別なところにお任せするとして、東京から転居してきた義兄が週一度、ボランティアでお掃除に行っています。冬休み中だった次男がお手伝いに行きました。
井戸のお掃除_f0154626_11153553.jpg

お水を止め、最初は下流の方からお掃除です。
井戸のお掃除_f0154626_11162852.jpg


井戸のお掃除_f0154626_1117489.jpg

いよいよ囲いの中のお掃除です。義兄と二人で中に入り込みます。
井戸のお掃除_f0154626_11181692.jpg

疲れちゃいました。
井戸のお掃除_f0154626_1119446.jpg

すっかりきれいにして帰りました。
皆さんこれからもたいせつに利用して下さいね。
# by fuji-dent | 2008-02-06 11:22

歯の痛み

 患者さんが「下の歯が痛い」といってお見えになっても、痛みの原因が上の歯だったりすることはよくあります。また「奥歯が痛い」とお見えになって原因はその3本手前の歯だったりすることもあります。「位置錯誤」というもので、奥歯が痛いという訴えにもかかわらず場所がはっきりしない時には、ご説明した上で、上と下両方のレントゲン写真を撮らせていただいています。
 前歯は上と下を間違う方はいらっしゃらないようです。また、左右を間違われる方も未だいらっしゃいません。
# by fuji-dent | 2008-02-02 16:20

歯ぎしりは歯の大敵 その2

 実は私自身、1986年頃から右下の奥歯の歯根を割りはじめ、次々と抜歯になってしまった経験があるのです。最初は右第2大臼歯の遠心根(後ろ側の根)、続いて同じ歯の近心根(手前側の根)、これで1本抜歯です。次は第1大臼歯の遠心頬側根破折、次は遠心舌側根破折です。それぞれ分割抜根していただきましたが最後には第1大臼歯の近心根が割れました。つまり奥の歯根から次々に割れていったのです。歯ぎしりらしいことは推測できても、どうも自分では自覚がない。自分の歯がどんどん抜歯になるのに何も対処できない。これほど辛い時期はありませんでした。
 10年ぐらい前のある晩のこと。自分が「ウ〜ン、ウ〜ン」と唸っていることに気づきました。何かから逃れようとしていて、夢の中だと分かりました。そして自分が今「歯ぎしり」(正確には「噛みしめ」)をしているのではないかと思い飛び起きました。 確かに強烈な歯ぎしりをしていたのです。具体的に言いますと右上の歯に右下の歯の側面をギュウギュウ押しつけていたのです。恐る恐る上の歯を触ってみました。明らかにグラグラ動いていて、歯周病でこれだけ動いていたなら抜歯の対象となるぐらいの動きで、歯科の検査だったらM3.5ぐらいでしょうか。
 眠いが、過去のトイレに起きた時の経験では、また眠ってしまうと夢の続きが始まります。また「噛みしめ」をしてしまうだろう。クッション代わりにタオルを咬んで寝ました。朝起きてみて歯を触ってみました。歯の動きは半分ぐらいになっていました。朝を待ち、その日自分用のマウスピースを作りました。これ以降、自分の歯を破折させることは無くなりました。
 歯ぎしりの研究者に寄りますと、音がする歯ぎしりはむしろ少ない方で、音がしない歯ぎしりの方が主流派なそうです。皆さんどうかご用心。
 対応策は「歯ぎしりをしないようにする」ことではありますが、眠っている時のこと。自分では対処しようがありません。「自己暗示療法」という治療法もあるようですが、自分で自分に暗示を掛けるというのも難しそうで、当院では行っておりません。当院で行うのは「歯ぎしりをした時にかかる特定の歯へのダメージを、歯並び全体で受け止める」つまり、マウスピース、あるいはプロテクターのようなもので、夜使うことからナイトガードという名前で呼んでおり、保険治療の適応です。多くの患者さんに使用していただいています。ナイトガードが歯ぎしりですり減ったあとを見た患者さんは、もうこれ無しでは怖くて眠れないという方も多いです。
# by fuji-dent | 2008-01-31 12:08

歯ぎしりは歯の大敵 その1

 私の歯はすり減っていて、大学生の時、「歯ぎしりをしているね?」と先輩の歯科医師に言われていましたが、自分では全く自覚がありませんでした。高校の時所属していたサッカー部の合宿でも、寝言には非難囂々でしたが、歯ぎしりについては言われたことが無く、その後同級会などで温泉宿で相部屋になった仲間にも言われたことは皆無でした。
 ふつう歯ぎしりというと「ギシギシ」とか「ギリギリ」とかいう音がするものを歯ぎしりと連想される方が多いですが、専門家によると音がするのは少数派で、音がしない歯ぎしりの方が多いということです。
 確かに、音がするということは、すりあわせる上下の歯がしっかりしていなければ音を発生させることは出来ませんから、過度な歯ぎしりをすることで、歯がグラグラしてくる状態になりますと、一方(または両方)の歯が動いて逃げてしまい音は発生しません。また、歯ぎしりには歯を滑らせるような運動の他に、歯同士を押しつけ合う「食いしばり」と言う状態も含まれますが、この押しつけ合う状態でも音は発生しません。日本語では「歯ぎしり」として総括されがちですが、英語の病態用語では、すり合わせるのをGrinding、押しつけ合うのをCrenchingと区別しています。
 いずれの場合も歯の大敵です。
# by fuji-dent | 2008-01-26 17:30

歯の根の治療1

 ムシバが深くなってしまい、歯の内部の、歯髄という神経やら血管やらが入っている歯の栄養センターみたいなところが壊されてしまうと、歯の根の中の治療をしなければなくなります。これがまた複雑な治療で、これが成功するかどうかがその歯を再び長く使えるかどうかの決め手になるのですが、その一方で、そもそもの構造が複雑すぎ、世界一の名人が治療をやったとしても、「100%の成功」ということは無理だろうとも長く言われてきたことです。
 何でもそうなのだと思いますが、歯科医師も大学を卒業してからがたいせつです。やらせていただく一つ一つの治療を糧に、諸先輩からの助言や個人での勉強を重ね、一人前の歯科医師に成長していくのだと思います。私の場合、大学を卒業して最初に受講した講習会がこの歯の根の治療法でした。新幹線がなかった当時、夜行で東京に行き、広尾のその講師の診療室で一日の勉強と実習、そして夜行で帰って来てそのまま仕事でした。受講料もウン万円。ですが、なかなか素晴らしい方法で、この方法をベースにその後いくつかの工夫を加えて、現在の当院の治療法に至っております。なお、当院の治療法はヒョーロン(旧日本歯科評論社)の「リスクを持つ歯へのアプローチ」にて紹介されています。
 歯の根の形は真っ直ぐばかりではなく、右カーブ、左カーブ、S字カーブ、先端での急激なヘヤピンカーブなど、千差万別です。長いことヘヤピンカーブの形がお手上げでしたが、1993年頃に受講した平井順先生の「彎曲根の根管治療」にて、カーブした根管の治療法を教えていただいてから、治療成績が更に向上したように思います。
 ただ、あまりにも一生懸命やり過ぎたので、私の親指の付け根の関節がパンク寸前です。無理をすると歯科治療が出来なくなるのですが、歯医者はやっぱり、目の前の患者さんの歯を助けたくなるのが人情です。関節に負担がかかる歯根の治療は一日2人までにさせていただいています。
 
# by fuji-dent | 2008-01-25 18:18

金属のコップ

 今はどこの歯科医院にいっても、診療台のうがいのためのコップは紙コップなんだろうと思いますが、当院では未だに金属のコップを使用しています。これにはちゃんとした理由があります。
 1 完全な殺菌が出来る。
 紙コップはきれいだと考えがちですがどうでしょう? 紙コップはどこの国で作られているのか分かりませんが、製作、梱包までの工場の課程を考えますと、どう見てもクリーンルームでの作業とは思えません。埃やダニだって入り込む可能性もあります。製造中に使用する薬品の影響だって無いとは言えないでしょう。ですから紙コップはきれいとは言えないと僕は思うのです。
 その点金属コップはどうでしょうか? 当院では、患者さんの使用後、食器洗い機にて洗浄、その後オートクレーブという滅(殺)菌器にて完全に細菌を除去しています。細菌レベルの、はるかに清潔な状況で患者さんのために準備されます。他の人に使ったものがイヤだというあなた、あなたはレストランのフォークやスプーンを使用したことはないですか?そういうことではスープひとつ飲めませんよ(笑)。
 2 ゴミを減らす
 一度でも来院なさったことがある患者さんならおわかりと思いますが、当院ではエプロン、手袋など、実に多くのものを使い捨て、ディスポーザブルにしています。これらは完全な殺菌が出来ないか、あるいは出来てもコストがかかりすぎるからです。このようなものは医療ゴミとして信頼のおける業者に処分をお願いするのですが、紙コップをもし使っていたら、ゴミの量は更に増えるでしょう。さらに焼却するのにCO2を発生させ地球温暖化にも繋がります。
 3 紙コップ製作のための資源、樹木の伐採を減らすことが出来る。
 CO2を吸収し、酸素を作る。植物を守ることが環境にとって有益なのはいうまでもありません。

 というわけで当院は金属コップを使用しております。
 「そんなに資源を守ろうとするのなら、エネルギーを消費しないように電気だって付けない方が良い」
 それはまた別の次元の話だと僕は思うのです。
 清潔な環境が必須の、歯科の医療現場では、使い捨てにしているものが実に多いのではありますが、金属コップだけは、イメージの面を除けば、紙コップよりはるかに優れた点を有しているのであります。どうか当院にいらっしゃっているみなさまには、この点をご理解いただきたい、と思うのであります。
# by fuji-dent | 2008-01-18 19:13 | 歯科医院のこと

2008年の抱負

 年が明けました。
 昨年は不幸があって新年のご挨拶を差し上げませんでしたが、みなさまどうぞ今年もよろしくお願いいたします。

 さて今年の抱負です。

1 ブログを週2回更新すること (今週からね)
 もっともっと情報を皆さんに提供できるように努力をします。
2 新人の育成 (4月より新人衛生士が入ります)
 去年から岩手医科大学付属歯科衛生士学校が3年制になり、今年は2回目の卒業生を出します。当院にはその中の一人、盛岡出身の佐々木はるかさんが勤務してくれることになりました。ベテランのママさん衛生士、松田貴子の指導により早く一人前にしたいと思います。
3 新体制の確立 
 10年間、勤めてくれていた大森尚美助手が家庭の事情で3月末に退職します。受付、診療補助、滅菌・消毒など、多岐にわたり大活躍してくれていただけに痛手ではありますが一昨年より勤務してくれている多才な助手、金屋美香子が、頑張ってくれると思います。

 今年も健康でみなさまのため、良い仕事が出来ますように。
 そして、スタッフにも幸せな一年でありますように。
# by fuji-dent | 2008-01-15 17:45 | 歯科医院のこと

症例報告について その2

 歯科の病気は、自然に治るということがないだけに、ムシバなどの治療した跡は、お口の中に残ります。また、レントゲンを撮ってみますと以前の根の治療の跡や、かぶせものの適合の状態も分かります。ですから、我々歯科医は今までの治療状況を容易に知ることが出来ます。
 歯科医向けの専門誌上で口の中の写真やレントゲン写真入りの歯科症例報告をするということは、報告であると同時に、不特定多数の同業者に自院の治療をさらけ出すわけでもあります。治療後の歯肉の状態を見れば、その歯科医院がどんな歯周治療をしているのかがわかります。歯周治療というのは、歯科医、歯科衛生士を始めとした歯科医院の総合力が問われる部分で、その歯科医院の治療レベルや医療に対する取り組みまでも映し出すように思っています。ですから、美しい歯肉に治した症例を見た時には感動し、尊敬の念を抱きます。
 1986年以来、何度か全国誌に症例報告を書かせていただきました(執筆論文の項参照)。誌面を汚しただけかもしれませんが、私のような地方の一開業医が、何度か書かせていただけたことは、大変光栄なことと思っております。そして誌面以外でも症例報告を通して知り得た多くの優れた歯科医の方々との邂逅も、自分の歯科医人生でかけがいのない宝物です。
 岩手からも他に、症例報告を書かれる先生が出ることを祈っています。
# by fuji-dent | 2007-12-14 17:12 | 歯科医院のこと

執筆論文

 執筆論文(主なもの)

1 「予後不安な支台歯や健全歯をどのように義歯に組み入れるかに迷った症例」                ザ・クインテッセンス 15-3.1986 クインテッセンス出版
2 「すれちがい咬合一歩手前への対応 (座談)」  歯界展望1988.6 医歯薬出版

3 「側切歯の舌側転位した4症例」あるスタディグループの歩み火曜会90 GC友の会

4 「シリコーン印象用個歯トレー法」「印象採得」補綴臨床別冊1994 医歯薬出版

5 「補綴物のチェックと調整」  BASIC5 2003 医歯薬出版 

6 「隣り合った複数の欠損(とびとびの欠損)」 SDPシリーズ歯列を守る 2003 医歯薬出版 

7 「少数歯欠損にどのように対応するか(座談)」 SDPシリーズ歯列を守る 2003 医歯薬出版 

8 「根尖病巣」リスクを持つ歯へのアプローチ 臨床歯科医のステップアップ研修 2005 ヒョーロン
# by fuji-dent | 2007-12-14 12:48 | 執筆論文

症例報告について その1

大学生の頃よく臨床のインストラクターにレポート提出を求められた。プロのスポーツ選手になるような学生がテストの代わりに提出するようなものではなく、実際の臨床の勉強のための下調べといった趣旨であったように思う。

この頃調べた論文に「中尾の咬合小面」、そして後に反面教師になる「局部床義歯の設計」という補綴臨床の特集号があった。その後その中尾先生がまさか我が診療室に訪ねてこられるようなお付き合いになるとは考えもしなかったが、数日前欠礼ハガキでご逝去を知り、とても驚いた。また今年は歯科医として私の崇拝の対象だった福岡県の筒井昌秀先生も他界された。お二人とも60代前半。人生の無常を考えずにはいられない。

話をレポートに戻そう。
図書館に行って、「歯界展望」、「補綴臨床」、「日本歯科評論」などから課題の症例に似たような症例報告を探したものだが、著者の大半が開業医であることにとても驚き、「すごいなあ、こんな開業医もいるんだなぁ!」と、あこがれのような思いを持ったのを覚えている。
  まさかこの数年後に、知遇を得て自分が症例報告を専門誌に書くようになるとは、想像だにしなかった。
# by fuji-dent | 2007-12-11 19:06 | 歯科医院のこと

歯型の採り方の工夫

歯のかぶせものは全てオーダーメイドでしかも手作りです。こだわればきりがありません。
その一例が印象採得です。印象採得というのは、歯を削った後にする、歯の型取りのことですが、特に審美歯科のようにいかにも自分の歯のように見せたい修復の時などに、歯ぐきの内側まで型どりをしなくてはならない時があります。これがなかなか難しいのです。
当院では高度な審美性を要求される時には、「レジン個歯トレー+シリコン印象法」という方法で型取りをしています。これはとても精密な型が取れますが、時間がかかる方法なのでセラミック冠のような保険外の治療にしか用いることは出来ませんが、応用して25年以上、信頼のおける方法と思っています。

歯型の採り方の工夫_f0154626_1822572.jpg当院の方法は補綴臨床という、歯科医向けの専門誌で紹介されています。
1994年に出版され、材料の進歩で少しグレードアップしていますが、今でも基本的にはこの方法で行っています。
この本はその後韓国語にも翻訳され、韓国人のメールフレンドから、「"Impression Taking"(日本語で印象採得)という本に(私の)名前が載っていた」と後で教えてもらいました。物価の違いもありましたが、韓国語分の印税はテレホンカード1枚でした。
歯型の採り方の工夫_f0154626_1823064.jpg
歯型の採り方の工夫_f0154626_18232448.jpg
# by fuji-dent | 2007-12-11 18:37 | 歯科臨床ファイル

審美修復2

必要があって歯に冠をかぶせる時、奥歯にも自然観のある歯を入れたいと希望される患者さんが増えてきました。
自然観のある歯で治す時に使用するのは陶材(セラミック)ですが、歯ぎしりや食いしばりが激しい方に使用すると割れてしまうこともあります。治す側の歯科医といたしますと、割れることがない金属で治していただいた方が長持ちするとお伝えいたしますが、白い歯を入れた時の患者さんの満足げなご様子を見るにつけ、セラミック以上のいい材料が早く開発されないかと思っています。

審美修復2_f0154626_17361841.jpgこの患者さんは初診時58才の女性で、全体的な治療をご希望なさいました。

審美修復2_f0154626_1737661.jpg向かって左側の奥2本が人工のオールセラミック冠、向かって右奥の2本が金属+セラミック冠です。

審美修復2_f0154626_1738993.jpg奥2本がオールセラミック冠、その手前が元々のご自分の歯です。
自然観で言えば
オールセラミック冠>金属+セラミック冠>金属冠
強度で言えば
金属冠>金属+セラミック冠>オールセラミック冠の順番だと思います。
# by fuji-dent | 2007-12-11 17:24 | 歯科臨床ファイル

経歴など

  昭和30年   盛岡市生まれ
  昭和48年   岩手県立盛岡第一高等学校卒業
  昭和56年   岩手医科大学歯学部卒業
          歯科医師免許取得(第82319号)
  昭和59年   盛岡市鉈屋町に開業
  平成12年   盛岡市肴町に移転開業

  所属学会
  スタディグループ 九十九会
  臨床歯科を語る会
  日本顎咬合学会
  日本接着歯科学会
  盛岡インプラントスタディグループ

  日本歯科医師会会員
 
# by fuji-dent | 2007-12-11 16:21 | 歯科医院のこと

前歯の審美的修復1

前歯修復の一例です。
ただ単にきれいな色の歯を入れればいいというのではなく、
内部の基礎治療をきちんとして、歯肉を健康にしてから、精密に型を取って仕上げるのがたいせつと考えています。

前歯の審美的修復1_f0154626_17254764.jpgこの患者さんは前歯の見た目が不満で来院なさいました。確かに形が正方形に近く、また気になさっていた歯と歯の間のすき間も少なくすれば余計真四角な歯になります。前歯の材質だけ新しいものに代えたとしても、不自然な感じはそのままです。また、この歯の根の先には、大きな病変もあり、専門医で2度ほど外科手術をしたそうですが、治っていませんでした。



前歯の審美的修復1_f0154626_17261781.jpg根の中の再治療や歯ぐきの形を治して、オールセラミッククラウンという、金属を使わない歯を装着しました。
治療には時間がかかりましたが、患者さんにはとても喜んでいただきました。
# by fuji-dent | 2007-10-30 18:33 | 歯科臨床ファイル

はじめまして

盛岡市肴町  ふじむら歯科医院  院長の藤村三良でございます。
仕事の記録を残そうと思いブログを始めます。
どうぞよろしく。


はじめまして_f0154626_17474677.jpg
# by fuji-dent | 2007-10-30 17:59 | 歯科医院のこと